人間の権利 / トマス・ペイン
フランス革命を擁護し、祖国イギリスの君主制を徹底批判。福祉国家構想までを論じた先進性あふれる政治思想の古典。アメリカ独立の推進力となった『コモン・センス』の著者ペインが、E・バークによるフランス革命批判に反駁したのが本書『人間の権利』だ。ペインはフランス革命を擁護するだけでなく、祖国イギリスの君主制を徹底批判する。また「生存権」という観点から、貧困問題の解決、福祉政策などの政治改革を主張した。その急進性ゆえ発禁処分となった本書は、政治思想はもちろん、経済思想的にもあらためて注目されている重要古典である。<br>トマス・ペイン
光文社
2025年02月
ニンゲン ノ ケンリ
トマス ペイン
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