ミル『自由論』の歩き方 哲学古典授業 / 児玉聡
哲学の古典『自由論』は現代にこそ必要な名著。京大の哲学講義をベースにわかりやすく説き「自由とは何か」を考える。哲学古典『自由論』は「自由とは何か」「個人の自由はどこまで許されるか」という永遠のテーマに鋭く切り込んだ、現代人にとっても必読の書。本書は光文社古典新訳文庫を底本とし、京都大学で開講中の倫理学講義をベースに、「他人に危害を加えない限り人は自由に行為できる」という他者危害原則、普通規範、言論の自由の範囲など、今なお議論が活発な論点について親しみやすく説いた「古典の歩き方」である。<br>児玉聡
光文社
2024年12月
ミル ジユウロン ノ アルキカタ
コダマ サトシ
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