「生命の40億年」に何が起きたのか 生物・ゲノム・ヒトの謎を解く旅 / 林純一

生命の本質とは何か。生物学者がとことん生き物の姿を見つけ直して掴んだ、「細胞」に囚われない新たな生命観を描く。最も古い生命の痕跡が見つかったのは今から約40億年も前の地層だ。そこから現在に至るまで、地球には様々な生物が誕生した。そして、それらはある共通の特徴を有している。「細胞」を基本単位とすることだ。これは現在の生物の定義にも使われている。しかし、「細胞」が生き物の本質なのだろうか。本書では生物学者がそんな問いへと立ち返り、今までにない生命観を構築していく。その先で見えた新たなヒトの姿とは??。<br>林純一
光文社
2024年01月
セイメイ ノ 40 オクネン ニ ナニ ガ オキタ ノカ
ハヤシ ジユンイチ
/