太平記 下 / 亀田俊和
吉野の南朝発足から観応の擾乱へ。後世の日本思想や政治に多大な影響を及ぼした壮大な歴史物語、そのクライマックス!後醍醐天皇は吉野に逃れ、南朝が発足する。室町幕府が優位を築くも、驕った高師直らは専横をきわめ、内部分裂を生む。やがて観応の擾乱が勃発……。紆余曲折の末、足利尊氏・直義も没し、幕府が覇権を確立していく過程をダイナミックに描く下巻。約60年にわたる争いの結末、太平の世は訪れたのか? 近世以降の日本思想に影響を与えた歴史文学の魅力を、最新成果を踏まえた「解説」とともに味わう。<br>亀田俊和
光文社
2023年11月
タイヘイキ ゲ
カメダ トシタカ
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