構築された仏教思想 妙好人−日暮しの中に / 直林 不退 著
「構築仏教」シリーズ待望の復活第一弾。市井に生きる念仏行者の真実を射抜く言葉や他力の極致を体現した行動は、論理性とは乖離しているが実に魅力的。社会的地位も低かった人が、なぜ高度な信仰を獲得したのかを探求する。「構築された仏教思想」シリーズ。妙好人というのは浄土系の仏教のなかでも特に浄土真宗にみられる深い信心を得た篤信者のこと。その著しい特徴は多くが読み書きもままならないような農民や小商人といった在家信者だということである。江戸時代から明治初期に多く輩出した。世界的仏教学者・鈴木大拙や日本民藝館を創立した柳宗悦は、この妙好人の特異性・重要性に気づき研究を深めている。<br>直林 不退 著
佼成出版社
2019年04月
コウチク サレタ ブツキヨウ シソウ ミヨウコウニン ヒグラシ ノ ナカ ニ
ナオバヤシ フタイ
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