ぼくらがつくった学校 大槌の子どもたちが夢見た復興のシンボル / ささき あり 文

津波で家族を失った佐々木陽音くんは、学校を考える授業を通して自分の役割を見つめ直し…。未来へと歩む子どもたちを描きます。東日本大震災で家族と日常を失った、岩手県・大槌小学校の佐々木陽音くん(当時3年生)。震災から約1年半後、新しく建てる学校の教室をデザインする授業を通して、自分の役割を見つめ直し、学校はもちろんのこと、自分たちの住む町も、より笑顔のあふれる場所にしたいと思うようになりました。悲しい過去から顔を上げ、未来の夢へと向かう子どもたちの成長の過程を描きます。<br><br>編集者コメント<br>被災地の町づくりは10年も20年もかかる。その場所で暮らしていくのは今の子どもたち。だから子どもたちも復興計画に参加を、という発想にまず驚きました。そして、心ある大人たちに支えられ、大槌の子どもたちは復興計画に力を発揮していきます。「学校」や「教育委員会」の担う役割も学べます。<br>ささき あり 文
佼成出版社
2017年07月
ボクラ ガ ツクツタ ガツコウ オオツチ ノ コドモタチ ガ ユメミタ
ササキ アリ
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