意味の限界 『純粋理性批判』論考 / P.F.ストローソン

『純粋理性批判』の根幹を経験という概念の基礎的構造の規定と捉え、不合理な説を取り払った分析的議論として整合的に再構成する。『純粋理性批判』の根幹を経験という概念の基礎的構造の規定と捉え、不合理な説を取り払った分析的議論として整合的に再構成する。<br><br>本書は日常言語学派の旗手であったイギリスの哲学者ストローソンによる、カント『純粋理性批判』の徹底的な読解である。この著作の根幹となる議論を生かすために、そこで展開されている論証や結論をどう修正し改造すれば現代の分析的議論の観点から受け入れうるものとなるのかを、自らの哲学を賭した徹底した解釈と考察によって示す。<br>【原著】P. F. Strawson, The Bounds of Sense: An Essay on Kant''s Critique of Pure Reason (Methuen & Co Ltd, 1966)<br><br>P.F.ストローソン
勁草書房
2025年05月
シンソウバンイミノゲンカイ
PFストロ−ソン
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