身近に学ぶ電磁気学 / 河本修/著

身近な電磁気学現象に興味を持たせる事が目的本書は、高校で学んだ力学を、ベクトルと微分を用いて見直し、身近な電磁気学現象にも興味をもたせることを年頭に、英語での問題も扱った。身近に学ぶ力学の姉妹編。あまり高度な内容は扱わないが、電気・機械系で必要な事項は網羅している。本書の特色を以下に箇条書きする。<br>電磁気学を学ぶと同時に、微分・積分とベクトルを学ぶように配慮した。<br>学生が予習しやすいように、また教官も時間配分を決めやすいように、1〜13週分の各分量を1〜13(□の中に数字が入る:要、説明→村山)で示した。<br>章末の問題で、英語の設問も扱った。また、用語には本文中に英訳も入れた。<br>章末の問題は、あまりむずかしい問題は扱わないし、解法を詳しくは述べていない。やさしい問題でも、自分で考えて欲しいからである。<br>身のまわりにある題材、現象を扱った。発見や開発の時間的(年代的)な発展を述べた。<br>