水曜日の君 あなたと奏でる未来の旋律 / 八木美帆子

第11回ネット小説大賞受賞作品。とある地域交流センターに、水曜日の夜にだけピアノを弾きにくる女性がいた。<br>彼女はいつしか『水曜日の君』と呼ばれるようになっていて、<br>毎回受付をする“彼”も彼女――鎧塚ケイのことを気にかけるようになっていた。<br>しかし二人は、利用者と職員という立場。想いが募る前に、“彼”は異動を受け入れてしまい……。<br>『水曜日の君』と週に一度だけ会う関係が、すこしずつ変わっていく。<br>ピアノの奏でる旋律のように、歩くような速さで。不器用な二人の、すれ違う恋の練習曲(エチュード)。<br>好きになった人の名前を呼んで、気持ちを伝える……簡単に思えるけれど難しい、大人の恋の物語。<br>八木美帆子
宝島社
2024年11月
スイヨウビノキミアナタトカナデルアシ
ヤギ,ミホコ
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