町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争 / 諏訪貴子
父から突然渡されたバトン、それは「会社」だった。<br />素人女性が手探りで挑んだ町工場改革と経営再建の物語。発売後に大きな反響を呼び、NHKでドラマ化された書籍を待望の文庫化。<br /><br />東京都大田区にある町工場、「ダイヤ精機」。その次女として生まれた著者は32歳の時に突然、主婦から先代の後を継ぐことになった。バブル崩壊の余波もあって苦しい経営が続く中、再建の舵取りをいきなり任され、以後様々な壁にぶつかりながら、「町工場の星」と言われるまでに社業を復活させた。<br /><br />生産管理へのIT導入、「交換日記」による若手社員との対話など、「情と論理」のバランスの取れた独自の経営手法が注目され、工場には全国から見学者から訪れる。<br /><br />社長就任後10年の軌跡を振り返る、町工場シリーズ第1弾。<br>諏訪貴子
日経BP
2024年06月
マチコウバ ノ ムスメ
スワ タカコ
/