戦争とロジスティクス / 石津朋之

戦争のプロはロジスティクスを語り、戦争の素人は戦略を語る――。戦史を題材に、物資の流れがいかに勝敗を左右するかを語り尽くす。●戦争のプロはロジスティクスを語り、戦争の素人は戦略を語る。<br />ロジスティクスは軍隊の「ライフライン」である。メディアでは最前線の戦いの場面ばかりが話題にされ、遠隔地に軍隊を移動させ、兵士に糧食や水を提供し、必要な武器および弾薬を運搬するという、戦いの基盤となるロジスティクスの側面はほとんど注目されない。だが、ロジスティクスが機能不全に陥れば、世界最強のアメリカ軍といえどもほとんど戦えないのである。本書は、第一級の軍事戦略研究者が、シュリーフェン計画、ロンメルの戦い、ノルマンディ上陸作戦、湾岸戦争、テロとの戦い、ウクライナ戦争などを題材に、ロジスティクスの重要性について明快に解説。<br>石津朋之
日経ＢＰ
2024年02月
センソウ　ト　ロジステイクス
イシヅ　トモユキ
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