地銀改革史 回転ドアで見た金融自由化、金融庁、そして将来 / 遠藤俊英

80年代の金融自由化から、金融庁による検査の時代、対話型への転換まで40年間の地銀史をキーパーソン二人の具体的体験から明かす■80年代金融自由化からバブル崩壊を経て、恐怖の金融庁検査、対話型への転換、地域金融の再定義まで、40年間にわたる地銀史をキーパーソン二人が明かす。<br /><br />■一人は大蔵省の護送船団行政の原体験をもち、金融庁長官として「金融処分庁」から「金融育成庁」への大転換を実行した遠藤俊英。もう一人は、広島銀行に30年勤務したのちに金融庁に転じ、歴代長官を支えた日下智晴。役所と銀行の生々しい現場体験をもとに、地銀と行政の実相を描く異色の金融史。<br /><br />■専門人材不足だった大蔵省、金融自由化に翻弄された地域金融、恐怖と混乱をもたらした金融検査、歴代長官の金融行政の舵取り――当事者ならではの視点で率直に語る。<br>遠藤俊英
日経BP
2023年09月
チギン カイカクシ
エンドウ トシヒデ
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