孔子復活 東アジアの経済成長と儒教 / マイケル・シューマン

経済成長を遂げた東アジア社会で、道徳的基盤としての儒教が脚光を浴びている。米国人ジャーナリストが描く孔子復活とその未来。「中国人の生活や文化は、かつてないほどの危機に瀕している。中国が改革開放政策を導入したことで経済は発展したが、中国文化は依然として空虚なままだ。換言すれば、中国は自国文化と真逆な近代化を達成した唯一の国家だ。道徳基準は失われた。西洋では神が道徳基準を定めているが、中国に神はいない。人民の行状に対する道徳的抑制がない。(略)中国では、史上最悪な道徳的危機が迫っている。」(第10章「共産主義者としての孔子」から)<br>マイケル・シューマン
日経BP
2024年10月
コウシ フツカツ ヒガシアジア ノ ケイザイ セイチヨウ ト ジユキヨウ
マイケル シユ−マン
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