ハルジオンの花 寄り添って二十年里子・コウヘイは今巣立つ / 鷹栖律子 著

乳児院から引き取った子に、溢れんばかりの愛情を注ぎ育んだ女性の決断と実行の記録。鷹栖さんは、大きな病気をした後、乳児院から里子を引き取って里親になった。実のお子さんもいるのですけれども、その決断、そしてそれを実行したこと、そしてやりきったこと。これはまさしくReライフそのものだと思います。文章力とか構成力もさることながら、やっぱり親のない子供を、里親として育てようというご自身のReライフへの熱量が出ていたと思います。(内館牧子さん講評)<br>鷹栖律子 著
文芸社
2022年09月
ハルジオン ノ ハナ
タカノス リツコ
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