弁護士に教わる論理的に短く話す技術 / 奈良正哉
「みずほ信託銀行役員のち弁護士」という異色の経歴の著者が語る、相談ごと・困りごとを「理解し、要約し、伝える」テクニック。「論理的である」ということは「わかりやすい」ということ、「短く」ということは「相手に時間を取らせない」ということ。弁護士に相談に訪れる人は、それぞれの事情で複雑にもつれ合ったトラブル、困りごとを抱えてやってきます。弁護士はそれをまずきちんと聞き、理解し、整理し、そして専門用語だらけにならないよう、一般の相談者にわかるような言葉で回答します。本書はそんな弁護士のノウハウを、営業プレゼンや講演などにも応用できるように語った一冊です。「正論をもちだしてはいけない」「いくら相手の役に立つことだろうと、面白くなければ聞かれない」「とにかく短く、相手が足りないと思うぐらいで終わらせる勇気をもつ」「質問が何もないのは、相手が興味を持たなかった証拠」など、目からウロコのノウハウが満載。あらゆるビジネスパーソンの参考になる本です。<br>奈良正哉
池田書店
2025年05月
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ナラマサヤ
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