悪食 / 宮緒　葵　著

俺が見つけたダイヤの原石は、絶対誰にも渡さない──才能に魅入られた画商×彼岸を見つめる画家の卵の、理性に潜む狂気の恋！！田舎の小さな村のあちこちに、<br>静かに佇む死者の姿──。<br>学校にも通わず彼らを熱心にスケッチするのは、<br>母に疎まれ祖父の元に身を寄せた18歳の水琴(みこと)。<br>風景は描けるのに、なぜ僕は<br>生きた人間が描けないんだろう…。<br>そんな秘密を抱える水琴の才能に目を留めたのは、<br>銀座の画商・奥槻泉里(おくつきせんり)。<br>鋭利な双眸に情熱を湛え、<br>「君の才能は本物だ。私にそれを磨かせてほしい」<br>と足繁く通い、口説き始めて!?<br>宮緒　葵　著
徳間書店
2019年11月
アクジキ
ミヤオ　アオイ
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