陸軍特別攻撃隊   2 / 高木 俊朗 著

大本営は米艦轟沈のウソの発表をして国民をだましつづけた。次々と消耗品のように死地に投ぜられた若者の群像を描く。大著の第二巻。鴻上尚史氏(『不死身の特攻兵』著者)驚嘆!<BR>「圧倒的な筆力で、”特攻隊のリアル”が描かれています」<BR><BR>「特攻作戦」の実相を書き尽くした執念のライフワーク!<BR>菊池寛賞受賞ノンフィクション・第二巻(全三巻)<BR><BR><BR>「貴様は特攻隊なのに、ふらふら帰ってくる。貴様は、なぜ死なんのだ」<BR> 猿渡参謀長は敵艦船を撃沈したか、どうかという戦果を問題にしないで、ただ、ひたすらに佐々木伍長の死ぬことを重要視していた。特攻隊は死にさえすればよい、というかのようであった。(本書より)<br>高木 俊朗 著
文藝春秋
2019年01月
リクグン トクベツ コウゲキタイ 2
タカギ トシロウ
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