YABUNONAKAーヤブノナ / 金原ひとみ

作家志望の女性が編集者からの性加害を告発!変わりつつある文芸業界を様々な人物の視点からダイナミックに描く著者の集大成的傑作。性加害の告発が開けたパンドラの箱??<br><br>MeToo運動、マッチングアプリ、SNS……世界の急激な変化の中で溺れもがく人間たち。対立の果てに救いは訪れるのか?<br>「わかりあえないこと」のその先を描く、日本文学の最高到達点。<br><br>「変わりゆく世界を、共にサバイブしよう。」??金原ひとみ<br><br>文芸誌「叢雲(むらくも)」元編集長の木戸悠介、その息子で高校生の越山恵斗、編集部員の五松、五松が担当する小説家の長岡友梨奈、その恋人、別居中の夫、引きこもりの娘。ある女性がかつて木戸から性的搾取をされていたとネットで告発したことをきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が絡みあい、うねり、予想もつかないクライマックスへ??。<br><br>性、権力、暴力、愛が渦巻く現代社会を描ききる圧巻の1000枚。<br>『蛇にピアス』から22年、金原ひとみの集大成にして最高傑作!<br>金原ひとみ
文藝春秋
2025年04月
ヤブノナカ
カネハラ,ヒトミ
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