渋沢栄一 論語と算盤 すべては「公益」のために。 / 守屋 淳 著

『論語』の社会道徳と競争経済の双方を重視し、日本近代の礎を築いた渋沢栄一。その共和的かつ先進的な思想と行動の源泉を読み解く。モラルとビジネスの両立とは。いま世界が注目する「日本近代の立役者」の思想を読む。<br><br>2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公で、新一万円札の顔にもなる渋沢栄一の代表作『論語と算盤』。約500の会社の設立に関わるだけでなく、約600もの社会福祉事業にも精力を注いだ。行き過ぎた資本主義の弊害が問題視されるなか、『論語』の教えを重視し、倫理的で社会全体を富ませる経済のあり方を追求した渋沢の思想と人生を、中国古典の専門家である守屋淳氏が解説する。<br>守屋 淳 著
NHK出版
2021年03月
シブサワ エイイチ ロンゴ ト ソロバン
モリヤ アツシ
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