魚食の人類史 出アフリカから日本列島へ / 島 泰三 著

なぜ霊長類でホモ・サピエンスだけが積極的に魚を食べる? 飢えを満たし、交通を発展させ、様々な文化を生み出した原動力を探る!魚食こそが、人類拡散の原動力だった!<br><br>なぜ霊長類の中でホモ・サピエンスだけが、積極的に魚を食べるのか? それは、もともとホモ・エレクトゥスやネアンデルタール人といった「強者」に対抗するための仕方なしの生存戦略だった。だが、人類がアフリカから世界中に拡散していく過程で、その魚食こそが飢えを満たし、交通手段を発展させ、様々な文化を生み出す原動力になった。果たして、魚食は「弱者」ホモ・サピエンスに何をもたらしたのか? 他の霊長類との比較を踏まえ、出アフリカから日本列島へと至る「大逆転の歴史」をベテランの人類学者が鮮やかに描き出す。<br>島 泰三 著
NHK出版
2020年07月
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