ダーウィン 種の起源〜未来へつづく進化論 / 長谷川眞理子

たまたま起きる変異が自然淘汰を経て、新たな種がうまれる。進化の原動力を解き明かしたダーウィンの進化論をいま読むことの意義。「生物学」はここから始まった! 現在もアップデートされ続ける進化論の礎を読み解く<br><br>たまたま起きる変異が自然淘汰を経て、新たな形質として獲得され種が増えていく。進化とは枝分かれの歴史である。進化の原動力を解き明かしたダーウィンの進化論は現在も概ねその正しさが証明されている。一方、弱肉強食、優生思想といった誤解もつきまとってきた。 いま進化論を読むことの意義とは? ダーウィンの理論からエピジェネティクスなど最新の遺伝学まで、人類史を振り返る意味でも、ホモ・デウス化する人間の未来を見通す意味でも、読解必須の書。<br>第1章  「種」とは何か?<br>第2章  進化の原動力を解き明かす<br>第3章  「不都合な真実」から眼をそらさない<br>第4章  進化論の「今」と「未来」<br>特別章 ダーウィン『種の起源』以降の発展<br>長谷川眞理子
NHK出版
2020年08月
ダアウインシユノキゲン
ハセガワ,マリコ
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