固体電子の量子論 / 浅野 建一 著
固体電子論は,量子論の確立以降,現在も急速に発展を続けている物性物理学の中核分野である.本書はその広がりと深さの両面を一冊で習得できる決定版テキスト.著者が長年行ってきた大学院講義の内容をもとに,量子力学と統計力学の発展的事項からはじめて,バンド理論,物質の電磁応答,電子相関,金属強磁性,超伝導,量子Hall効果までを解説している.高度な計算手法を避け,基礎から飛躍なしに解説することで,一貫して最後まで独習できるように工夫されている.<br>浅野 建一 著
東京大学出版会
2019年08月
コタイ デンシ ノ リヨウシロン
アサノ ケンイチ
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