マス・エンパシーの文化史 アメリカとソ連がつくった共感の時代 / 亀田真澄

「共感する」ことは道徳的に正しいとする価値観がある現代社会。かつては危険だとされていた「共感」が、いつ有益となったのか、1930年代の国家による直接的・間接的プロパガンダとそれに対する人々の感情に分け入り、アメリカとソ連の歴史的・文化的な比較から現代世界のウクライナ戦争をめぐる共感の議論にも接続する。<br><br>亀田真澄
東京大学出版会
2023年03月
マス エンパシ− ノ ブンカシ
カメダ マスミ
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