旧約における超越と象徴 解釈学的経験の系譜 / 関根 清三 著

象徴としての旧約テクストの解釈を通して,超越の顕現する時処を問う.神がいつ,どこに現われるかの象徴分析から,代贖思想の成立にいたる旧約思想を解明.ヘブライ語原典の本文批判に出発し,その倫理学的な根拠づけを試みる.英訳によって国際的評価も高い初版をめぐる,国内外の論評22篇を参看しつつ,ダイナミックな応答と考察を展開した「増補版研究ノート」を追補.【日本学士院賞/和辻哲郎賞受賞】<br>関根 清三 著
東京大学出版会
2021年05月
キユウヤク ニ オケル チヨウエツ ト シヨウチヨウ
セキネ セイゾウ
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