人類はどこで間違えたのか 土とヒトの生命誌 / 中村桂子

気候変動、パンデミック、格差、戦争…20万年に及ぶ人類史が岐路に立つ今、40億年の生命誌から生き方を問う。ヒントは「土」!気候変動、パンデミック、格差、戦争……20万年におよぶ人類史が岐路に立つ今、あらためて我々の生き方が問われている。独自の生命誌研究のパイオニアが科学の知見をもとに、古今東西の思想や文化芸術、実践活動などの成果をも取り入れて「本来の道」を探る。<br />そのために本書はまず40億年にわたる生命の歩みを振り返り、生きものとしてのヒトの原点を確認。次に自然を、生きものを、そして我々自身をも手なずけようとしてきたサピエンス史を検証。そこから環境を破壊し、格差を生み出した農耕の“原罪”が浮かび上がり、身近な「土」の重要性が明らかになる。これがレジェンド科学者の結論。<br>中村桂子
中央公論新社
2024年08月
ジンルイ ハ ドコ デ マチガエタ ノカ
ナカムラ ケイコ
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