老いを愛づる 生命誌からのメッセージ / 中村 桂子 著
生命誌研究のレジェンドが軽妙に綴る、晩年のための人生哲学。寅さんや中村哲医師らの名言に学ぶ「命のバトン」のつなぎ方白髪を染めるのをやめてみた。庭の掃除もキリがないからほどほどに。大谷翔平君や藤井聡太君、海の向こうのグレタさんのような孫世代に喝采を送る――年をとるのも悪くない。人間も「生きもの」だから、自然の摂理に素直になろう。<br /><br><br />ただ気掛かりなのは、環境、感染症、戦争、競争社会等々。そこで、老い方上手な先達(フーテンの寅さんから、アフガニスタンで井戸を掘った中村哲医師まで)に、次世代への「いのちのバトン」のつなぎ方を学ぶ。<br /><br><br />レジェンド科学者が軽妙に綴る、生命誌38億年の人生哲学。<br>中村 桂子 著
中央公論新社
2022年03月
オイ オ メズル
ナカムラ ケイコ
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