児童養護施設施設長殺害事件 児童福祉制度の狭間に落ちた「子ども」たちの悲鳴 / 大藪 謙介 著

なぜ、誰よりも救いの手を差し伸べた施設長が殺害されたのか。そこには、児童福祉制度の構造的な問題があった。虐待を受けた子ども、身寄りのない子どもたちが暮らす児童養護施設。2019年、児童養護施設の元入所者が、誰よりも自分に救いの手を差しのべた施設長を殺害。不可解な事件の背景には児童福祉制度の構造的な問題があった。どんな境遇に生まれようが、子どもには等しく未来があるはずだ。そんな思いで筆者は立ち上がった。NHK総合「事件の涙 未来を見せたかった 〜児童養護施設長殺害事件〜」をもとに執筆した渾身のルポルタージュ。<br>大藪 謙介 著
中央公論新社
2021年10月
ジドウ ヨウゴ シセツ シセツチヨウ サツガイ ジケン
オオヤブ ケンスケ
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