遺伝子命名物語 名前に秘められた生物学のドラマ / 坪子 理美 著
名前が科学に命を吹き込む。「名づけ親」の研究者たちが語った苦悩、衝突、出会い、閃き。生物研究の最前線を彩る人間ドラマを活写。私たちの生命を支える多種多様な遺伝子。その一つ一つに名前がついていることをご存知だろうか。数字とアルファベットを組み合わせた実務的な名前もあれば、「ムサシ」、「ファン・ゴッホ」、「マージャン」、「アイム・ノット・デッド・イェット」など、ユーモアあふれる名前もある。遺伝子の名前を入り口に、発見者となった人々のドラマを覗いてみよう。新発見を目指して日夜鎬を削る生命科学研究の現場の空気と研究者たちの姿を伝えたい。<br><br><br>坪子 理美 著
中央公論新社
2021年10月
イデンシ メイメイ モノガタリ
ツボコ サトミ
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