伝説の特捜検事が語る平成重大事件の深層 / 熊崎 勝彦 著
リクルート事件の全貌から日産ゴーン会長電撃逮捕まで。“最強の捜査機関”東京地検特捜部の申し子が明かす、事件の深層と日本の暗部東京地検特捜部。警察の手が遥かに及ばない「聖域」、政治と経済の中枢に切り込む「ドブさらい」集団。「巨悪を眠らせない」を使命とする特捜検察が摘発に乗り出した、平成時代の「巨悪」とは何だったのか? バブルに酔いしれた「カネ余り日本」の贈収賄事件、金融・建設業界と政官との構造的癒着、世界的経営者の電撃逮捕。金融失政で最強官庁の汚職に切り込み、日本の市場構造を塗り替えた大蔵省汚職事件。特捜部長としてこの空前絶後の事件捜査を指揮したキーパーソンが、政官財を巻き込んだ重大事件と激動の平成30年を検証する。<br>熊崎 勝彦 著
中央公論新社
2020年01月
デンセツ ノ トクソウ ケンジ ガ カタル ヘイセイ ジユウダイ
クマザキ カツヒコ
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