エドワード七世と欧州の黄昏 / 君塚直隆
第一次大戦直前の時代の英国王エドワード七世の評伝。19〜20世紀にかけての秩序の転換期を通じて、現在の国際政治を逆照射する。ヴィクトリア女王の長い治世と第一次世界大戦に挟まれた「転換」の時代に「エドワード平和王」の異名を取った国王が即位する。英国史上二番目の長い皇太子時代を経て即位した王は、一九世紀的な古典外交を駆使し、動乱の影が迫る欧州の均衡を保とうとした。エドワード七世の御世は、二〇世紀的外交秩序が崩壊の兆しをみせるチャールズ三世の現在と奇妙に符号しながら、現代を逆照射する。『ベル・エポックの国際政治』の改題新版。<br>君塚直隆
中央公論新社
2026年03月
エドワ−ドナナセイトオウシユウノタソガレ
キミヅカナオタカ
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