加藤友三郎 政党政治を見透した軍人政治家 / 手嶋泰伸

日露戦争での連合艦隊参謀長は、海相では軍拡に奔走。だがワシントン会議全権後、一転軍縮推進に。世界潮流を理解した軍人首相の生涯日清戦争では砲術家、日露戦争では連合艦隊参謀長として名望を集めた加藤友三郎。第1次世界大戦期には8年にわたり海相を務め、巨大な「八八艦隊」作りに奔走する。だが大戦後、ワシントン会議に全権として参加すると、軍縮支持へと真反対に舵を切る。首相就任後は、軍縮推進、普選を支持したが病に倒れた。本書は、世論や政党政治の台頭を理解し、戦前唯一、国際的視野から軍部大臣への文官任用さえ模索した軍人政治家の生涯を描く。<br>手嶋泰伸
中央公論新社
2025年04月
カトウトモサブロウ
テシマ,ヤスノブ
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