東ユーラシア全史 陸海の交易でたどる5000年 / 上田信

中国・インドを含むユーラシア大陸東部で、文明はどのように変遷したか。「交易」をキーワードに先史時代から20世紀までをたどる。広大なユーラシア大陸は中央の乾燥地帯を境に生態環境が二分される。<br>日本列島を含む東側では古来、遊牧・農耕・海洋の諸文明が興亡。<br>シルクロードほか陸海の路を介して多彩な物産、また宗教・文化が東西を往来した。<br>ソグド商人やペルシア・アラビア商人の活躍、モンゴル帝国の隆盛と解体、明の鄭和の南海遠征、大航海時代の展開から、欧米列強の極東進出、アジア・太平洋戦争まで――。<br><br>交易をキーワードに壮大な歴史をたどる。<br>上田信
中央公論新社
2025年12月
ヒガシユ−ラシアゼンシ
ウエダ,マコト
/