福音派 終末論に引き裂かれるアメリカ社会 / 加藤喜之
巨大な影響力は、どのように始まり、広がっていったのか。宗教がナショナリズムなどと交錯していく潮流を読み解く。アメリカにおける福音派の巨大な存在感は、近年よく言及される。<br />しかし、彼らはどのように影響力を拡大し、トランプ大統領の誕生や再選、あるいは政治的・文化的闘争に関係していったのか。<br />本書は、第二次世界大戦後のアメリカの軌跡を、福音派とその背景にある終末論に着目して描き出す。<br />そこからは大統領の政治姿勢はもとより、中絶や同性婚、人種差別、イスラエルとの関わりなど多くの論点が見えてくる。<br /><br>加藤喜之
中央公論新社
2025年09月
フクインハ
カトウヨシユキ
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