日本の後宮 天皇と女性たちの古代史 / 遠藤みどり
男性君主のために集められた女性たちと、彼女らが住む空間を指す後宮。日本での起源から平安末期までの歴史を追い、その実態を記す。男性君主のために集められた女性たちと、彼女らが住む空間を指す後宮。天皇家の安定した皇位継承のために作られた。<br /> 平安時代初期、桓武天皇、嵯峨天皇には各々35人、45人に及ぶ皇子女がいたが、そこには彼らを産んだ20人以上の妃・夫人・嬪・女御・更衣という後宮のキサキたちがいた。<br /> 日本では当初、男子禁制ではなかったが、中国由来の制度の影響を受け変貌していく。本書は起源から平安末期までの歴史を追い、その実態を描く。<br>遠藤みどり
中央公論新社
2025年08月
ニホンノコウキユウ
エンドウミドリ
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