イタリア食紀行 南北1200キロの農山漁村と郷土料理 / 大石尚子

各地の気候・風土・歴史に根ざした食材や伝統料理法、ポベラッチャ(貧乏食)の知恵。有機農業、スローフードなど地域再生の現場から「隣町に行けば言葉もパスタも変わる」。イタリアンの魅力は味のみならず、その多様さにある。<br />地域の風土・歴史に根ざした食材や伝統料理法が継承されているのだ。<br />著者は南・北・中央・島々の食文化を巡り、ポベラッチャ(貧乏食)の知恵を足と舌で探る。<br />またアグリツーリズムや有機農業、スローフード運動など、地域再生のソーシャル・イノベーションに注目。<br />人口減少が進む日本の地方にとって、有益なヒントを示す。<br>大石尚子
中央公論新社
2025年04月
イタリア シヨクキコウ
オオイシ ナオコ
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