コミンテルン 国際共産主義運動とは何だったのか / 佐々木太郎

各国の共産主義政党の国際統一組織は、いかなる目的で誕生し、どのように影響を及ぼしたのか。その謎の多い軌跡を照らし出す。ロシア革命後の1919年、コミンテルン(共産主義インターナショナル)は、各国共産主義政党の国際統一組織として、世界革命のために誕生した。<br />欧州、中東、アジアなど各国の政治に影響を及ぼすべく、様々な工作を行ったことで知られている。<br />本書は、謎の多い組織が、どのような活動をしたのか、レーニンやスターリンら指導者の動向や思想も踏まえ描く。<br />43年の解体にいたるまで、人々を扇動する一方、自らも歴史に翻弄され続けた組織の軌跡とは。<br>佐々木太郎
中央公論新社
2025年02月
コミンテルン
ササキ タロウ
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