大学改革 自律するドイツ、つまずく日本 / 竹中亨
学費値上げ・研究力低下で揺れる日本の大学。戦後最大の改革・法人化20年を総括。同様の改革を進めた日独の成否を分けたものは?2004年の法人化により、日本の国立大学は自律と教育・研究の活性化を求められた。<br />だが、目標を達成したとは言いがたい。<br />原因は国からの交付金の先細りなのだろうか。<br />同様の改革を進めたドイツの国立大学は、厳しい予算下でも、複数校が競争しつつ世界大学ランキングの上位を占めている。<br />学長のリーダーシップなど、日本で礼賛されてきた英米モデルを見つめ直し、日独の明暗を分けた大学統治のあり方を比較検証する。<br /><br>竹中亨
中央公論新社
2024年11月
ダイガク カイカク
タケナカ トオル
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