在野と独学の近代　ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで / 志村真幸

南方熊楠を軸とし、ダーウィン、マルクスから牧野富太郎、柳田国男、福来友吉、三田村鳶魚ら、英日の独学者の姿を描き出す。近代に入り、大学などの研究機関が整備される中、在野で独学に打ち込むという道を歩んだひとびともいた――。<br />本書は、柳田国男に「日本人の可能性の極限」と評された南方熊楠を軸とし、ダーウィン、マルクスから福来友吉、牧野富太郎、三田村鳶魚ら、英日の独学者の姿を描き出す。さらに知のインフラとしての郵便、辞書、雑誌、図書館などにも着目。<br />近代の独学者たちの営みは、現在の「知」をも照らすだろう。<br>志村真幸
中央公論新社
2024年09月
ザイヤ　ト　ドクガク　ノ　キンダイ
シムラ　マサキ
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