昭和歌謡史 古賀政男、東海林太郎から、美空ひばり、中森明菜まで / 刑部芳則

日本人の心を踊らせ、泣かせてきた昭和の歌謡曲。音楽家が残した一次史料から、各曲が生まれた背景とその特徴を炙り出す。日本人の心を踊らせ、泣かせてきた昭和の歌謡曲。その礎は中山晋平、西條八十に始まり、三大作曲家の古賀政男、古関裕而、服部良一によって確立する。時は戦争、敗戦、高度成長へと進み、視聴手段もレコード、ラジオからテレビへと進化する。本書は音楽家が残した一次史料を歴史学の手法を用いて検証。各曲が生まれた背景とその特徴を炙り出す。藤山一郎、笠置シヅ子、山口百恵……。人はなぜ昭和歌謡に魅了されるのか。<br>刑部芳則
中央公論新社
2024年08月
シヨウワ カヨウシ
オサカベ ヨシノリ
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