冷戦史 下 / 青野利彦
米ソ中心に東西陣営が対立した「冷戦」。下巻はベトナム戦争の混迷、デタントから新冷戦へ、そしてゴルバチョフ登場と冷戦終結まで。1945年頃から1990年頃にかけて、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営が対立した「冷戦」。その影響は21世紀の今日にも色濃く残っている。本書は米ソ超大国やヨーロッパの対立のみならず日本を含む東アジアの展開にも力点を置いた通史である。下巻では、泥沼化するベトナム戦争、デタント(緊張緩和)の進展と「新冷戦」への転換、そしてゴルバチョフの登場を経て冷戦が終わるまでを描き、この時代の意味を問い直す<br>青野利彦
中央公論新社
2023年12月
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アオノ トシヒコ
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