冷戦史 上 / 青野利彦
米ソ中心に東西陣営が対立した「冷戦」。上巻では第二次世界大戦後に大国の協調が崩壊、朝鮮戦争やキューバ危機に至る前半期を描く。1945年頃から1990年頃にかけて、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営が対立した「冷戦」。その影響は21世紀の今日にも色濃く残っている。本書は米ソ超大国やヨーロッパの対立のみならず日本を含む東アジアの展開にも力点を置いた通史である。上巻では、1945年に第二次世界大戦が終わり、大国の協調が崩壊して冷戦が始まる経緯から、朝鮮戦争、脱植民地化の進展、さらに62年のキューバ・ミサイル危機までを描く。<br>青野利彦
中央公論新社
2023年12月
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