山県有朋 明治国家と権力 / 小林道彦

陸軍トップ、首相、枢密院議長などを歴任。「山県閥」を築き、元老として圧倒的な権力を掌握、明治日本の政治を支配した政治家の生涯明治国家で圧倒的な政治権力を振るった山県有朋。陸軍卿・内相として徴兵制・地方自治制を導入し、体制安定に尽力。首相として民党と対峙し、時に提携し、日清戦争では第一軍司令官として、日露戦争では参謀総長として陸軍を指揮した。枢密院議長を務め、長州閥陸軍や山県系官僚閥を背景に、最有力の元老として長きにわたり日本政治を動かした。本書は、山県の生涯を通して、近代日本の興隆の光と影を描く。<br>小林道彦
中央公論新社
2023年11月
ヤマガタ アリトモ
コバヤシ ミチヒコ
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