ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父 / 小笠原弘幸

ケマル・アタテュルクはオスマン帝国の英雄として活躍し後に大統領としてトルコ共和国を建国した。「父なるトルコ人」の実像に迫る。トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル(1881〜1938)。オスマン帝国が列強からの脅威にさらされるや救国の英雄として活躍し、帝国崩壊後は大統領に就いてトルコ共和国を建てた。民族主義と世俗主義を掲げて、新国家の建設を権威的に進めたケマル。議会から「アタテュルク(父なるトルコ人)」という姓を与えられ、今なお国民から敬愛される彼の実像を、家族、友人、同士とのかかわりとともに迫る。<br>小笠原弘幸
中央公論新社
2023年10月
ケマル アタテユルク
オガサワラ ヒロユキ
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