隋ー「流星王朝」の光芒 / 平田陽一郎
長き分裂の時代に終止符を打ち589年に天下統一した隋。だが文帝楊堅と煬帝の実質二代で唐に滅ぼされる。栄光と没落の実像を描く。581年に誕生した隋王朝。589年には文帝楊堅が南朝の陳を滅ぼして、長き分裂の時代に終止符を打った。草原世界、中華世界、江南世界を束ねた初の「帝国」である。二代目の煬帝は運河を築き親征を行い、帝国を拡大したが、高句麗遠征に失敗して動乱を招き、618年には唐によって滅ぼされる。南朝、高句麗、突厥といったライバルが割拠したユーラシア大陸東部の変動を視野に、流星のように輝き消えた王朝の実像に迫る。<br>平田陽一郎
中央公論新社
2023年09月
ズイ
ヒラタ ヨウイチロウ
/