孫子−「兵法の真髄」を読む / 渡邉義浩 著
兵法書・戦略論の古典、『孫子』。曹操の注釈により現代に伝えられている。合理性・先進性・実践性・普遍性に満ちたその本質を描く。兵法書・戦略論の古典として知られる『孫子』。二千数百年前から読み継がれてきたが、現在読まれている版が三国志の英雄・曹操の注釈にもとづくことはあまり知られていない。本書はまず、孫武と孫ぴんのどちらが主な著者かという成立の謎と、曹操の解釈を解き明かす。そして、『孫子』の特徴を合理性・先進性・実践性・普遍性に分けて追究し、今日に活かすヒントを探る。巻末に『孫子』全十三篇の現代語訳を収録。<br>渡邉義浩 著
中央公論新社
2022年11月
ソンシ ヘイホウ ノ シンズイ オ ヨム
ワタナベ ヨシヒロ
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