陰謀論　民主主義を揺るがすメカニズム / 秦正樹　著

民主主義を蝕む陰謀論。誰が信じ、なぜ政治的影響力を持つのか。実証分析から、陰謀論受容のメカニズムを解説する。ネット上の陰謀論「Ｑアノン」を妄信する人々によって引き起こされたアメリカ連邦議会襲撃は、世界を震撼させる事件であった。21世紀の今、荒唐無稽な言説が多くの人に信じられ、政治的影響力すら持つのはなぜか。本書は、実証研究の成果に基づき、陰謀論受容のメカニズムを解説。日本で蔓延する陰謀論の実態や、個人の政治観やメディア利用との関連、必要なリテラシーなどを交え、「民主主義の病」への対抗法を指南する。<br>秦正樹　著
中央公論新社
2022年10月
インボウロン
ハタ　マサキ
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