京都の山と川 「山紫水明」が伝える千年の都 / 鈴木 康久 著
京都の歴史と暮らしは山河に作られてきた。比叡山、大文字山、愛宕山、天王山などの山々、鴨川、桂川、宇治川、琵琶湖疏水などを紹介人口150万を数える京都。街を歩けば、どの通りの向こうにも山が見え、川では子どもが遊んでいる。これほど人々と山河が近い大都市は珍しい。そもそも1200年前の遷都時に桓武天皇が「山が襟のように囲んでそびえ、川が帯のようにめぐって流れる自然の要害」であると詔して以来、山と川は都と共に歩んできた。本書は東山・北山・西山の三山、鴨川・桂川・宇治川・琵琶湖疏水、そして市中の川を紹介、その歴史と暮らしとの関わりをたどる。<br>鈴木 康久 著
中央公論新社
2022年08月
キヨウト ノ ヤマ ト カワ
スズキ ミチヒサ
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