日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで / 小谷 賢 著

占領期の旧軍の復活構想から、冷戦期の警察を軸にした再建、現代のNSC創設まで。「国家の知性」が胎動する、戦後75年の秘史。情報分析や防諜活動を行い、国家の政策決定を補佐するインテリジェンス。公安や外交、防衛を担う「国家の知性」である。戦後日本では、軍情報部の復活構想が潰えたのち、冷戦期に警察と内閣調査室を軸に再興。公安調査庁、自衛隊や外務省の情報部門と、共産主義陣営に相対した。冷戦後はより強力な組織を目指し、NSC(国家安全保障会議)創設に至る。CIA事案やソ連スパイ事件など豊富な事例を交え、戦後75年の秘史を描く。<br>小谷 賢 著
中央公論新社
2022年08月
ニホン インテリジエンスシ
コタニ ケン
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