サウジアラビア 「イスラーム世界の盟主」の正体 / 高尾 賢一郎 著
王室内の権力闘争や過激派との抗争、石油マネーの行方などを活写。王政国家、宗教権威国、産油国の貌を持つ、知られざる大国の実像。1744年にアラビア半島に誕生したサウジアラビア。王政国家、宗教権威国、産油国の貌を持つキメラのような存在だ。王室内の権力闘争や過激主義勢力との抗争、石油マネーをめぐる利権により、内実はヴェールに包まれている。中東の新興国はいかにして「イスラーム世界の盟主」に上りつめたのか。宗教・経済・女性問題は克服できるか。イスラームの国家観と西洋近代の価値観の狭間で変革に向かう、大国の実像を描き出す。<br /><br>高尾 賢一郎 著
中央公論新社
2021年11月
サウジアラビア イスラ−ム セカイ ノ メイシユ ノ シヨウタイ
タカオ ケンイチロウ
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