ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと / 村上 靖彦 著
看護の現象学の第一人者が、当事者やケアワーカーへの聞き取りをもとに、福祉のあり方にも通底するケアの本質について論じる。病やケガ、衰弱や死は避けて通れない。自分や親しい人が苦境に立たされたとき、私たちは「独りでは生きていけない」ことを痛感する。そうした人間の弱さを前提とした上で、生を肯定し、支える営みがケアである。本書では、看護の現象学の第一人者が、当事者やケアワーカーへの聞き取りをもとに、医療行為を超えたところで求められるケアの本質について論じる。育児や地域福祉、貧困対策のあり方にも通底する「当事者主体の支援」とは。〈実践〉のための哲学書。<br>村上 靖彦 著
中央公論新社
2021年06月
ケア トワ ナニカ
ムラカミ ヤスヒコ
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